現在、一般的には「使用期限」は、医薬品に、「有効期限」はチケットなどに使われています。

もともと「有効期限」も医薬品に使われていた言葉で、昭和30年代には薬事法で制定されていた言葉でした。しかし、現代では製剤の安定性が確保されてきて「使用期限」という言葉に代わって来ました。昭和55年以降は、この言葉が使われて来ています。(薬事法第50条10号)

品質の保持には、当然に「保管条件」によって期間が変わってしまいます。

「使用期限」「有効期限」というのは、開封しない前の状態という前提条件が付きます。

以前、書いたことがありますが、「細菌」の世界でも、嫌気性菌と好気性菌では20倍も増殖スピードが違ってくるのです。

平成6年に薬務局の使用期限の裏付け「安定性試験ガイドライン」で、「長期保存試験」「加速試験」「苛酷試験」が示されています。

長期保存試験 加速試験 苛酷試験
温度25±2℃

湿度60±5%

温度40±2℃

湿度75±5%

加速試験より苛酷

 一般的に、温度が10~15℃程度上昇すると、反応速度は2倍に、80℃では、室内の16倍も速く反応が進んでしまいます。

保管条件によって、使用期間が変わってしまいますよ~!!!