自然循環型社会の創生を目指して グリーンキーパー様の痒いところに手が届くサービスを

有限会社河村商店

キーパーが信念を持ち、
商品を信頼してくだされば、
グリーンは見事に生育します。

有限会社河村商店
会長 河村三郎 様

有限会社河村商店会長の河村三郎様は御歳83歳になられますが元気に現役で活躍されておられます。本日は、長年活躍されてきたゴルフ業界での「よもやま話」と「バイオビジネス普及会」との接点をお聞きするために狭山市までやってまいりました。

河村三郎会長とゴルフとの出会いは今を遡ること60年前になるそうです。いわばゴルフ場の創成期といえます。まだ“高麗グリーン”だけの時代です。

元々、お兄さんが競輪選手だったこともあり、ご自身も運動神経には自信があり、同じ競輪の世界に飛び込もうとプロ試験を受けることを思い立ったのですが、なんと試験日当日に体調を壊し、竸輪の世界への夢は閉ざされてしまったとのことです。
ただゴルフは好きで、アイアンの7番、9番、そしてドライバーを御徒町で購入し、会社帰りに家のある柏駅の一つ前の駅で下車し、レッスンプロについて一年間毎晩レッスンに励んだといいます。
めきめきと実力を上げ、伊豆の長岡と那須小川ではシングルプレーヤーの認定を得るまでになり、その腕前は女子プロ並みだったとのことです。実際、女子プロ選手の何人かは河村会長のご自宅に宿泊されて、一緒にプレーをされていたとのことです。
河村会長は当時田辺製薬の総務部に配属されておりました。当時からゴルフが大好きだったことも影響してか子会社の田辺商事のゴルフ事業部の支援に担ぎ出されたとのこと。これが河村商店の始まりだったそうです。
ゴルフ事業部の支援は部長の木村氏を伴っての業務だったようですが、部長があまりにもゴルフに疎く、これは自分が先陣を切って行動した方が商談は早くまとまると思ったといいます。

すっかりゴルフ場に取りつかれてしまっていた河村氏は、遂にはゴルフ業界に「芝草管理用資材」を納入する業者として独立してしまったとのことです。

「当時、農薬規制が日に日に厳しくなった時代です。その波はゴルフ場にも及んでいました。」と河村会長は語ります。
その時流の中で、まさに「バイオ製品こそ、次なる資材だ!」という勘が働き、創世記のバイオビジネス普及会・会員に名乗りを上げられたとのことです。

良い製品だと自分が信じていても、キーパーさんには使ってもらわないとその効果はわからない。そこで河村会長は思い切った策を講じたといいます。
「キーパーさんは忙しいでしょう。だからパッティンググリーンに月に2回、一年にわたり、自らタンクローリーを運転し、4時起きで資材を散布して効果を見てもらいましたよ。」と河村氏は語ります。
真面目に取り組めば、やがて気持ちは通じる、と河村会長は続けて言います。
「一年間一生懸命やってくれたし、僕も漢方や酵素は興味あるから、いいよ。使ってやるから。」という言葉が担当キーパーから返ってきたということです。このゴルフ場との付き合いは、20年を超えるとのことです。

「当時の埼玉は、ツーグリーンの高麗とベントがメインだったんです。高麗の春先の茶色くなった葉が酵素をまくとパッと黒くなって落ちちゃうんです。これには驚きましたね」
「洋芝の導入期で、開場2~3年の“フェアリーリング発生”が多く、皆が悩んでいました。また、某メーカーのSNK酵素が廃番となり、チッソ以外で“色だし”する便利な資材が途切れていたのです。」と河村会長は当時を振り返ります。
「バイオ普及会にはフェアリーリング対策と色だしの二一ズに応える2資材が揃っていたのです。」と続けます。
早速、自社の独自商品(PB=プライベート・ブランド)として取り入れたとのことで、当時は飛ぶように売れたとのことです。
会長は語ります。
「キーパーからは『おっ、河村、あの商品面白いな。朝見回りに行くと葉が立ってるよ!』と褒められました。」
「そんなわけで、バイオ普及会とは持ちつ持たれつの関係でこれまで発展してきましたね。」
当時から業者コンペでは、何度も優勝され、その都度売り上げもうなぎのぼり。良き時代であったとのことです。あれから、はや半世紀。

「岐阜の岩村力ントリー様のアミノ酸とケイ酸力ルシウムへの評価は高く、平成3年以来欠かさず月初めにはご発注頂いております。」
「ですから、こちらの業者会には本年も家内を伴って行ってまいりました。岐阜のグリーンは奇麗ですよ。」
「キーパーが信念を持ち、商品を信頼してくれればグリーンは見事に生育しますよ。」と誇らしげに目を細めました。

現在、バイオビジネス普及会の自社商品を主体として販売する「隠れ会員」ですが、「酵素で色出し」、「ケイ酸で葉を硬くする」の2資材は欠かせない「河村式芝管理技術」の根幹をなしているとのことでした。
これに「サッチ分解酵素資材」や「夏・冬の専門活性剤」も加えて奮闘されていらっしゃるとのこと。
「ゴルフ場の経営環境を考えると厳しい時代ではありますが無農薬、減化学肥料がいくらかでも浸透することを希望しています」と、バイオビジネス普及会へのエールをいただき取材を終えました。

健康にはくれぐれも留意され、いつまでも大好きなゴルフをプレーされることを心よりお祈りいたしております。

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