毎日毎日、猛暑がつづきます。
この猛暑の中で、「芝刈り」は、大変な作業です。
グリーンキーパーや、グラウンドキーパーの皆様、本当にお疲れ様です。
ところで、桃太郎のお話にも「お爺さんは山へ柴刈に」という言葉が出て来ます。
「芝刈り」と「柴刈り」
似ているようで、違いますね。
樵
なんて読むの…かなぁ?
「柴」というのは、山で行う雑木の手入れで、刈り取った細い枝のことです。手でポキポキ折れるくらい細い、縛って束ねる木々です。
「薪」というのは、鋸や斧で割った比較的に太い枝のことです。「まき」或いは「たきぎ」と読みます。丸く巻いて束ねます。
「たきぎ」は、「焚き木」であり「燃やし木」のことです。
「柴」も「薪」も燃して、燃料になります。
(参考書;ことばの旅 斎藤たま著 新宿書房)
木々を伐採することを「木伐る」(きこる)と言います。そして「木伐る人」を「きこり」と呼びました。そして一字で「樵」と書いたのです。