気象大変動に対する対策は、芝草の生育環境を良くしてあげることと、芝草の体力をつけておく他に方法はありません。
生育環境は、「日当たり」「水はけ」「風通し」が三大要件です。中でも見落とされがちなのが「根域環境」の整備、「根張り」の環境を整えておくことです。地中の様子は目に見えないので、生育抑制剤などの使用時には「サッチコントロール」への注意が必要です。また、「苅込回数」が多い程、「休眠根」も増えることに留意すべきです。コンパクションを良くする為の「ローラー掛け」にも注意が必要です。
芝草の体力作りとしては、光合成の促進、そして
寒冷地型の芝草の「夏越え」には、蓄積糖分としての「フルクタン」が要となります。
暖地型の芝草の「冬越え」には、蓄積糖分としての「デンプン」が要となります。
これには、糖を微生物分解した「有機酸液」と、ペプチドを蛋白質分解酵素で極小・分子化した「アミノ酸液」が有効です。
製品の案内
「夏の活緑」は、夏用有機酸を主体としたアミノ酸配合資材。
「冬の活緑」は、冬用アミノ酸を主体とした有機酸配合資材。
どちらも均等に配合した「ターフ1番搾・原末」
糖を微生物醗酵させた「有機酸 (醗酵原液) 1番搾り」
タンパク質、ペプチドを蛋白質分解酵素で分解した「アミノ活緑液」と
適材適所に使えるようにしてあります。