近年、永久氷土、或いは海洋などから細菌よりも巨大なウィルスが発見されています。

これが、今までの学説である「生物の起源説」や「生物の進化論」に大きな疑問を投げかけています。

更に、古代遺跡やミイラ群などを暴く暴挙の危険性を投げかけています。

それは、未知の病原体が隠されている可能性もあるからです。古代遺跡の発掘に関わった人々の怪死に関係があるのかもしれません。「ミイラの呪い」では片づけられません。

 

一般的なウィルスは、10nm~100nmの大きさです。

一般的な細菌が、1000nm(1µm)~10000nm(10μm)です。この中で最も、小さな細菌が200nm~300nmのマイコプラズマなどです。

シベリアの氷土から発見されたミミウィルス、海洋で発見されたメガウィルスなどは小さな細菌より大きく、インフルエンザウィルスなどの約8倍の大きさ、500nm~680nmもあります。マイコプラズマ、クラミジア、リケッチアなどの小さな細菌よりも約2倍の大きさなのです。

 

ウィルス自体は代謝も増殖もしていない存在で、webによく似た「法則性」に基いた働きがあるのかも知れません。・・・ネットワークを利用して「クラウド」の中にあるソフトウェアやデータをサービスの形で使うのと似ています。・・・ウィルスには、プロモーターとして働くDNAからRNAを合成する段階での開始に関与する上流領域を指示するものと、イニシエーターとして働く周辺機器に指令する諸状況が必要なのかも知れません。

 

地球上の生物の発生は、既存していたウィルスや細菌を利用して成立していて、植物も人間もウィルスや細菌を取込んでいるのではないでしょうか。皮膚の保全、食べたものの消化に、臓器の働きにウィルスや細菌が役立っているのではないでしょうか。

植物の呼吸系統や、人体の呼吸系統にミトコンドリアが利用されていることなどは、その一例に過ぎないのかも知れません。(共生説)

 

植物のクロロフィルa,bなどにある、光化学系Ⅱや光化学系Ⅰの活性中心と光合成細菌(紅色硫黄細菌、緑色硫黄細菌など)持つバクテリオクロロフィルとの相関性も、各研究機関で研究を進められています。

バクテリオクロロフィルは、赤外光を含めたより広い波長の光の光を利用できますが、可視光線の吸光度はクロロフィルa,bなどと比べ弱い様です。

光合成細菌(紅色硫黄細菌、緑色硫黄細菌など)は温泉や海中などに存在する事から、水中深くでも届きやすい、波長の長い赤外光を利用することは、合理的な現象です。が、その実態は、光合成細菌自体は酸素非発生型光合成をおこない、酸素が多く存在する環境では酸素発生型(利用型)微生物との競合に負けてしまう事から、温泉や海中などの酸素の少ない環境へと押し込められた、現在の地球環境上では不自由な存在の様です。

 

参考 バクテリオクロロフィルの分類

バクテリオ クロロフィル a 紅色細菌・緑色硫黄細菌・緑色糸状性細菌 活性中心・アンテナ色素
バクテリオ クロロフィル b 紅色細菌 活性中心・アンテナ色素
バクテリオ クロロフィル c 緑色硫黄細菌・緑色糸状性細菌 アンテナ色素
バクテリオ クロロフィル d 緑色硫黄細菌・緑色糸状性細菌 アンテナ色素
バクテリオ クロロフィル e 緑色硫黄細菌 アンテナ色素

File:Bacteriochlorophyll a.mol.svg

バクテリオ クロロフィル a

参照 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bacteriochlorophyll_a.mol.svg?uselang=ja

より