バイオメンテナンスの根幹は、ウィルスや細菌や糸状菌、そして昆虫や動物たちとの共存であり、太古の昔より続いている「自然循環システムを利用した」芝草のメンテナンス方法です。
持続可能で快適な自然空間を提供し、公園やゴルフ場、サッカー場、野球場などに安全で、自然な豊かな芝草の緑を提供することを,目標としております。
もともとウィルスにしても細菌にしても、ほとんどのものは地球上の共存生物であり、病害と呼んでいるのは人間側に問題があるという認識を持っています。・・・人類が他の地球上の生命体と共存を拒否した時に、猛威を奮って人間に襲い掛かるように考えています。・・・
特に、ウィルスは「生き物でなく」、DNAやRNAなどの「コドン」の提供源であると考えています。地球上の生物は、これらを取入れて「突然変異」「進化」を遂げて来ています。進化の源ともいえます。地球上の生物の体内には、多くの痕跡が確認されているからです。
このような考えのもとで、それらの力を利用して、排除するのでなく、共存しながら快適な空間を作り出して行くのが「バイオメンテナンス」なのです。
まずは、どこでも土壌に生存する細菌や糸状菌の出している「効力の源」である「未分解サッチを分解、コントロールする酵素」「ブンカイザー」の使用をお勧め致しております。
発根促進にしても、栄養成長にしても従来の「チッソ・リン酸・カリ」という肥料成分の考え方でなく、植物に必要なのは「糖(およびTCA有機酸)」と「アミノ酸」という認識で管理を進めています。スポーツターフとして使用する場合は、生育ステージ、施用のタイミングが大変重要になって来ます。観察眼を育てることから始めなくてはなりません。
従来と異なった「持続可能な自然調和型の芝草管理方法」なので、馴染みがなく、最初は戸惑われることが多いかもしれませんが、「未来型の芝草管理方法」なので、これからは、この方法が主体になっていくものと考えております。
既に、半世紀以上の試行錯誤の結果会得した方法ですので、興味を持たれた方は、是非、挑戦をしてみて下さい。バイオビジネス普及会の仲間が必死に応援をして行きます。