何でも枯らす〇〇ンドアップ、〇〇ンドアップでも枯れないトウモロコシ、これが謳い文句で「遺伝子組換えトウモロコシ」が登場しました。

如何にも農民に受けそうですね。栽培が簡単になりそうです。

 

同様に、これを芝草に応用してみると分かり易いですね。ラウンドアップを頻繁に使っても大丈夫な芝草なら、芝草の雑草管理が簡単になります。とても便利です。

しかし、待ってください。それはグリーンキーパーさんには喜ばれますが、近隣の農家の方にとっては脅威です。ラウンドアップでも枯れない芝草が農地に入り込んで来たら農作物が被害を受けてしまいます。

 

そこで「遺伝子操作」により、次世代の種を植え付けても発芽しない技術を開発したら良い。それに種苗会社の権利と利益を守る事にも役立ちます。こうして開発されたのが「ターミネーター・テクノロジー」です。この遺伝子を組込まれた種子は、地面に撒かれても発芽しないのです。第二世代は、発芽できないのでGMO遺伝子の汚染が免れるのです。

ところが、このターミネーター・テクノロジーで作られた作物の花粉が周辺の植物を授粉させても同じことが起きてしまうのです。その作物と同種の作物が絶滅に追込まれてしまう可能性があるのです。

 

某大種苗会社の三社の権利は守られますが、地球上の同種の作物は、その三社に依存しなくてはならなくなります。

遺伝子操作の作物の恐ろしさが、少しは理解して頂けましたか。世界は善良な市民だけではありません。テロリスト達もいるのです。どんな技術も悪用されます。

 

天候異変にも強い芝草、病害に強い芝草、これらの商品は、遺伝子組換えで既に市場に出回っています。これらも、農家にとっては脅威になる可能性がありますよ。実は、これらが可能になったのは、2017年に日本では、種苗法が撤廃されたからなのです。

 

現在、カルタヘナ議定書に基づいた「カルタヘナ法」により、加盟国間では一定のルールにより遺伝子組換え食品が運用されています。しかし、この法律は不備が多く、家畜の飼料や食品の原料となる大豆やトウモロコシやナタネなどには適用されていないのです。既に70~90 % が遺伝子組換え飼料や原料となっているのです。