以下に詳説して行きますが、「冬の活緑」の成分は、おおまかに「耐冬性の結晶アミノ酸」と「糖分解由来の有機酸」と「金属補酵素型ミネラル」との組合せでできています。

耐冬性の基本は、「蓄積糖の転換」と「活性アミノ酸」によって得られています。

秋から冬へは、日照時間の逓減、気温の低下、これによる「光合成」の低下、その結果としての「蓄積糖」の不足、チッソ成分のアミノ酸化への阻害などによって、様々な芝草の生理障害が出やすくなります。

それらの生理障害を回避する、葉面吸収の良い「分子量が小さい」「生体内移動がしやすい」という成分が、前提条件となります。

「アミノ酸」は、ペプチドの大きさでは吸収が落ちます。極限の低分子は、成分配合としては、結晶化した「アミノ酸」です。耐冬性を高めるアミノ酸を配合しました。また、「糖」は、「有機酸」にまで分解しないと、分子が大きすぎて吸収し難いので、「糖分解由来の有機酸」を配合しました。この他に、生体内の酵素反応と補酵素の働きを考慮して、補完成分を配合致しました。

芝草の基本体力をつける「活性液」としては、理想的な配合となっています。