この言葉を知らないと、さすがに時代遅れの誹りを免れなくなって来ました。

「エシカル」「エシカル」「エシカル」? ? ? 何 ? 何 ? 何 ? それ何 ?

「エシカルファッション」「エシカルコンシューマ」「エシカル・トレード・イニシアチブ」「エシカルジュエリー」・・・「エシカルヒーロー」なんていうものもある。・・・挙句は「エシカルハッカー」なんていう言葉もあるらしいですね。

 

この呪文のように聞こえる言葉が、未来の消費のあり方を変えてしまうというののです。

エシカル消費は、「Ethical Consumption」のこと。

その商品を購入することで「環境や社会問題の解決に貢献できる」という商品を購入すること。逆に、「そうでない商品は購入しない」と言う消費活動を指します。

「倫理的消費活動」「道徳的消費活動」というような事であるらしいのです。

 

エシカルファッションといえば、オーガニック製品で大量生産でない、製造にあたって劣悪な労働条件で作られていない衣装類のこと、エシカルジェリーといえば、社会や自然環境に配慮した自然な宝石類、低賃金労働、児童労働などか無い宝飾品類を指しています。

特に、ギフト商品では気を遣う所です。

 

このような消費傾向が強まることから企業も「環境・社会を考慮した良心的な製品」だけでなく、自治体や企業の「理念」として掲げられるようになって来ました。

 

日本人にとっては当たり前の「お陰様で」「お互い様です」といった理念が、世界中の人々の「消費理念」「消費動機」「消費傾向」になりつつあるのです。

「永続可能な社会づくり」「永続可能な環境保全」「皆で安心、住みやすい社会づくり」・・・消費活動を通して、これらを実現しようとする社会が始まっているのです。