生命の設計図とその実現の方法は解明されています。

PCも無かった時代に、こんなに複雑な方法が自然のアルゴリズムで生み出されたとは、とても思えません…。

塩基の配列が遺伝の暗号となっており、DNAの塩基配列の開始コドンと終止コドンの間に書かれているのです。自然発生的にはあり得ない???ような事です。

 

DNA(deoxy-ribonucleic acid)、デオキシリボ核酸は、大きな分子でモノマーの重合体です。グルコースやガラクトースとタンパク質が結合した形で存在します。この中にDNAがヌクレオチドの形で含まれています。ヌクレオチドは、リン酸とデオキシリボースから構成され、DNAで塩基となる核酸はアデニン、チミン、グアニン、̪シトシンの4種です。たくさんつながったDNAの鎖は、糖とリン酸とが螺旋状に連なり糖の部分から塩基が突き出た形となって、平面的な塩基が積重なったような構造をしています。そして、2本の鎖が真ん中で「水素結合」で連なっていて、片方の鎖からもう一方の鎖が一意に決まってしまっているのです。

 

DNAの2本鎖をほどいて、ほどけた1本鎖を鋳型として、DNAポリメラーゼという酵素を使って転写して行きます。DNAに書かれた遺伝情報は、DNAに近似した相補的な塩基対形成を介したRNAが3つのヌクレオチドで、そのコドンを転写するのです。そしてアミノアシルtRNA合成酵素を使って暗号を解読し、特定のアミノ酸を、それに対応するtRNAに結合します。

このようにして、DNAを鋳型としてRNAに転写され、鋳型のDNAと同じタンパク質が造り出されて行くのです。

 

もとの遺伝情報をDNAに書き込み、これをRNAに転写し、別の暗号情報として翻訳して遺伝情報を再現する過程は、とても自然では起こりえないこと…です。

 

このDNA型と、RNA型の2つの型のウィルスが存在するということは、ウィルス自体が地球生命の全ての「遺伝情報の基本」を作り出しているのか、または

ウィルスも同じ法則上にあるということなのです。