池に噴水を見かけることがあります。噴水は景観上で設置してあるばかりではありません。空気を取り入れているのです。水の浄化作用が高くなるのです。車の中に積載したタンク内の水は、腐りません。走っている間に、空気が取り入れられるのです。

 

堆肥を作る時も、「切り返し」を行います。これも空気を取り入れる目的もあるのです。空気を取り入れることで腐敗を防ぎ、醗酵を促進するのです。

 

溜池の底土ヘドロと、常に新しい水を注ぎこみ、耕している田圃の底土では、この好気性環境と嫌気性環境との違いがあるのです。

嫌気性の底土からは、メタンガス、硫化水素が泡を立てて発生しますが、麹菌、酵母などの発酵槽からは、泡を立てて発生するのは、炭酸ガスです。

池やグリーンなどから、ドブ臭が出てきたら、嫌気性になっている証です。