日常使われている言葉で、「消費期限」と「賞味期限」、その違いを考えたこともありませんでした、という人も多いかと思います。

現代を生きる人として、知っておかなければなりませんよ~。

この用語は食品について使われています。食品は腐敗が早いので、特に注意が必要です。この場合も、開封してあるか無いかで違いますし、保存条件によっても違って来ます。

この保存状態が「室温」「常温」「標準温度」「冷所」によって違って来るのです。(1/16)

特に、劣化の早い(5日内程度の)食品は、「消費期限」を使います。

食品の期限表示に関しては、所轄官庁は消費者庁です。その法的な根拠は「食品衛生法」と「日本農林規格(JAS法)」です。対象食品も決められています。

消費期限 定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い、安全性を欠くこととなるおそれが無いと認められる期限を示す年月日をいう。
賞味期限 付してある表示に記載されている保存条件下で、製品が十分に販売可能であり、黙示的又は明示的に強調表示された特定の品質を保持し得る期限を示す日付をいう。