現在、永続可能な生物循環説が主流となっています。生活環境問題も農業分野でも、自然循環による永続性が叫ばれるようになって来ました。

 

地球上では、植物が太陽のエネルギーを利用して、二酸化炭素と水から有機物を作り出しています。動物は、植物の作り出した有機物を食べて生活しています。そして、排出され、枯死した有機物は微生物により分解され、土壌に戻って行きます。

生態系では、植物は生産者、動物は消費者、そして死んだ植物や動物を無機物に返す微生物が分解者なのです。

 

生物としては、小さな生物から徐々に大きな生物が生まれ、分解過程では、大きな生物から徐々に小さな生物へバトンタッチされ、小さく分解されて行きます。

 

大型小生物 中型小生物 小型小生物 原生動物
ミミズ ダニ 線虫 原生動物
1mm~10cm 0.75~1mm 0.1mm~1mm 10~250μ

 

大型微生物 中型微生物 小型微生物 無生物生物
糸状菌 放線菌 細菌 ウィルス
2~150μm 0.5~5μm 0.5~2μ 20nm~100nm