IMF(国際通貨基金)は、2020年の経済成長率をマイナス4.9%と試算し、2年間で12.5兆ドル(約1300兆円)と試算しています。

感染者の比較的に少ない日本でも、リーマンショックの2009年のマイナス5.4%を越える5.8%の落込みと予想しています。アメリカに至っては、第二次世界大戦の特需が消えた1946年以来のマイナス8.0%を予測しています。

 

ADB(アジア開発銀行)でも、アジア各国の新型コロナウィルスによる経済被害を試算しています。

 

世界各国でエコノミスト達による「コロナ被害」と「経済被害」との調査研究が進んで来ています。

「コロナ被害」については、累計感染者数、感染の拡大率、致死率が基本数値となり、「経済被害」は、コロナによって失われたGDPの損失を推計します。

そして、次に「推定経済額」と「政府援助額」との比較比率を見ます。