秋の七草の一つである「萩(はぎ)」は、「荻(おぎ)」とよく間違えられます。
「お萩(おはぎ)」と「ぼた餅(もち)」は、それぞれ「萩」の季節と「牡丹」の季節の食べ物です。それぞれの「花」に例えていることから、小さめで粒餡のものを「御萩」とよび、大き目でこし餡のものを「牡丹餅」と呼びました。秋に収穫した小豆(あずき)は皮まで柔らかなので「粒(つぶ)餡(あん)」にしたのです。
「萩(はぎ)」はマメ科のハギ属で開花が7月から10月です。秋の七草の一つです。
一方の「荻(おぎ)」はイネ科のススキ属です。ススキに良く似ていますが、地下茎を持つ植物です。高麗芝とベント芝のようなものです。