日本古来の「麹菌」「酵母菌」の出番が無いのでしょうか?

そこで、話を元に戻して、「うんこ」と「ウンチ」の説明を致しましょう。

植物性の食物を消化した残渣、排出物が「うんこ」です。

動物性、或いは動植物の混合食物を消化して、残りを排出したものが「ウンチ」です。

 

どう考えても「臭いし、汚い」のが「ウンチ」なのに、「うんこ」の方が俗語に使われているのです。やはり、動物の糞は、嫌がられたのですね。

 

ところで、植物性食物の分解吸収を助けているのが「麹菌」「酵母菌」。しかし、腸内細菌として有効性がみとめられているものが「乳酸菌」「ビフィズス菌」なのです。

どうしてなのでしょう ?

どうしてかと言うと、腸内は「嫌気性」の為なのです。「麹菌」「酵母菌」は、どちらかというと好気性なのです。・・・消化器官の出口と入口に多いのも、その為です。・・・

 

水溶性食物繊維が体に良いという説と、腸内微生物の著効菌が「乳酸菌」「ビフィズス菌」ということと辻褄が合わないのですよ。

それは、腸内菌の話を、私達の健康の全てのように聞いているからなのですよ。

「うんこ」は健康的ですね。「ウンチ」は、健康管理が必要ですね。

 

痩せる為に「炭水化物摂取制限」「糖質の摂取制限」をする風潮があります。

その一方で「短鎖脂肪酸」が脂肪の吸収を抑制し、健康的に痩せるのに役立つという情報が流れているのです。

微生物のことを知らない人たちには、迷惑なフェイクニュースかもしれません。

前出の「デブ菌一覧表」には、「バチルス」も「ラクトバチルス」もデブ菌として入っていますよね。

 

まずは、食べる量、食べる質、何を食べるかが大問題。食べ過ぎたらダメなのです。

次には、運動量です。カロリーオーバーでは痩せませんよ。

食物繊維の多い食品、

消化酵素の含まれている食品、

体外微生物による分解が進んでい「醗酵食品」、

そして、腸内微生物を豊かにする食材・・・・・・・・・・順次、説明をして行きましょう。